秋が近づくと、大阪城の紅葉が色づき始めます。
その風景はまるで絵のように美しく、多くの人がカメラを手に訪れます。
広い大阪城公園には、赤や黄色に染まった木々が点在していて、歴史ある天守閣との対比が見事です。
この記事では、大阪城の紅葉をきれいに撮影できるおすすめのスポットと、紅葉が特に映える撮影時間をご紹介します。
朝のやわらかな光や、夕暮れの黄金色の時間帯にどこから狙うといいのか、紅葉シーズンを思い切り楽しむための情報を紹介していきます。
大阪城の紅葉撮影スポットを紹介!
日本の秋の風物詩である紅葉を楽しむ場所として、大阪城公園は特に人気のスポットです。
大阪城は都会の中心に位置し、歴史ある天守閣と鮮やかな紅葉が調和した風景が広がります。
紅葉の見頃は例年11月上旬から12月上旬にかけてで、天守閣や広大な公園の風景と紅葉の色彩が見事なコントラストを描きます。
以下に、撮影におすすめのエリアをご紹介します。
天守閣前
自転車で大阪城NOW!#大阪城#紅葉 pic.twitter.com/yYuAjpWw7l
— ありんこ (@Qe2CjHx6faZQmwq) November 24, 2023
推定樹齢約300年のイチョウの大木がそびえ立ち、真っ黄色に色づいたイチョウと天守閣が同時に収められる絶景ポイントです。
ベンチも設置されているので、じっくりと撮影や鑑賞を楽しむことができます。
イチョウ並木(市民の森の東側~京橋方面)
大阪城桃園のとこのイチョウ並木が見頃!
晴天やし小春日和だし最高
紅葉は今年見逃してしまったけど、同じくらいイチョウ好きよ❤️おなじみの汽車ポッポもヘッドのとこにトナカイついとるww
乗ってた外国人観光客の男の子が手を振ってたのでこちらも振っといた pic.twitter.com/Z3kZnxboss— ふじ (@havesomewine) December 8, 2023
約1キロメートルにわたるイチョウ並木が続き、散歩しながら黄色一色の景色を楽しめます。
秋の光が並木に差し込む様子がとても美しいので、撮影にもおすすめです。
西の丸庭園
大阪城を背景にした紅葉が楽しめるスポットです。
特に桜の紅葉が鮮やかで、約300本の桜が秋には赤く色づき、庭園内の池に映る紅葉も美しいです。
入園料が必要ですが、その分人も少なめで、ゆったり撮影ができます。
南外堀・東外堀
今朝の顔
京阪京橋駅からテクテク歩き、
大阪城東外堀の紅葉
赤く色づく桜の葉の紅葉は散り始めてきていますが。まだまだ綺麗です。2022.11.11
大阪城東外堀#紅葉とる人おけいはん#大阪城東外堀 #大阪城紅葉 pic.twitter.com/S76xebajpu— 三川です! (@mikawaakiko) November 11, 2022
大阪城公園の南外堀や東外堀沿いも紅葉の名所です。
歴史あるお堀と紅葉した木々が相まって、趣のある写真が撮影できます。
水面に映る紅葉も幻想的で、時間を忘れるほどの景色が広がります。
大阪城の紅葉を綺麗に撮影できる時間帯は?
大阪城の紅葉をより美しく撮影するためには、光の条件が重要です。
おすすめの時間帯は、午前中から午後の早い時間帯、そして日没前の「ゴールデンアワー」と呼ばれる時間帯です。
それぞれの時間帯に合わせた撮影ポイントとコツをご紹介します。
午前中(9時~11時)
午前中は、柔らかい光が紅葉に斜めから差し込み、色彩が一層引き立ちます。
とくに西の丸庭園や天守閣前の大イチョウは、朝日に照らされた姿が美しく、澄んだ空気とともに爽やかな写真が撮れます。
朝の時間帯に撮影することで、観光客が少ない静かな環境も活かし、紅葉の鮮やかさを際立たせられるでしょう。
午後(15時~16時半)
午後の西日が差し込む時間帯は、イチョウ並木や南外堀・東外堀の紅葉が夕日を浴びて輝きます。
イチョウ並木は逆光のシーンで、木々が作り出す黄色のトンネルが幻想的な雰囲気に包まれます。
また、木々の間から差し込む西日を利用して、光と影のコントラストを活かしたドラマチックな写真を狙えます。
日没直後(ライトアップ時)
大阪城天守閣。2020.11.11。
11月11日は介護の日。介護従事者に敬意と感謝の気持ちを表すと共に、介護の仕事への理解を深めるためのブルーライトアップが実施。
何度もライトアップは撮っているが、初めて大阪城天守閣の完璧な水鏡を拝めた。
紅葉ということで季節もわかるかな。#大阪城 #介護の日 pic.twitter.com/EFm0wT8wUm— 吉田 真人(’ ) (@YOSSY_EYES) November 11, 2020
紅葉シーズン中の大阪城では、天守閣やイチョウ並木がライトアップされることもあります。
日没後の「ブルーモーメント」と呼ばれる時間帯は、薄暗くなり始めた空の青とライトアップされた紅葉が美しい対比を生み出します。
三脚を使用して、長時間露光で幻想的な一枚を狙うと良いでしょう。
ライトアップは日没直後から始まるため、この時間を狙って訪れると、また違った雰囲気を楽しめます。
大阪城の紅葉を撮影するときの注意点は?
紅葉シーズンの大阪城は多くの観光客で賑わうため、スムーズに撮影するための準備や注意点を押さえておきましょう。
撮影マナーを守る
紅葉シーズンは混雑するため、他の観光客や撮影者への配慮が大切です。
特に三脚の使用は制限されることがあるので、利用の際は周囲の状況を確認しましょう。
また、人気の撮影スポットでは、他の来訪者が写り込むことも多いため、落ち着いた早朝の時間帯を狙うのも良い方法です。
天候や光の条件をチェックする
紅葉の色が一番映えるのは、晴れた日の柔らかな日差しの下です。
曇りの日は光が弱いため、色合いが沈みがちですが、その場合は露出を少し明るめに設定すると鮮やかさが際立ちます。
雨上がりの日は、葉が濡れて光沢が増し、深みのある色が撮れるので、雨天後の撮影も意外な狙い目です。
広角レンズや標準レンズを活用する
大阪城公園の紅葉は広大なエリアに広がっているため、広角レンズを使うとスケール感のある写真が撮れます。
また、天守閣やイチョウの木の細部を捉えたい場合は標準レンズや中望遠レンズもおすすめです。
紅葉の奥行きを感じさせる構図や、大阪城との対比を意識してレンズを使い分けてみましょう。
混雑を避けて早朝や平日を狙う
紅葉シーズンの週末は特に混雑しやすいため、ゆっくり撮影したい場合は平日や早朝の訪問がおすすめです。
早朝は光も柔らかく、写真に自然な陰影が生まれやすいため、静かで落ち着いた写真が撮れます。
また、日没後のライトアップは観光客が多いですが、閉園間際の時間帯を狙うと比較的スムーズに撮影できます。
大阪城の紅葉撮影スポットまとめ
大阪城公園は、秋の紅葉シーズンに天守閣と鮮やかな自然が織りなす美しい風景を楽しめる人気の撮影スポットです。
紅葉が最も美しい見頃の時期は11月上旬から12月上旬にかけてで、エリアごとに異なる風情のある景色を撮影できます。
おすすめの撮影スポットと特徴を振り返りましょう。
- 天守閣前: 樹齢約300年の大イチョウがそびえ立ち、壮観な景色を楽しめる定番スポット。
- イチョウ並木(市民の森の東側~京橋方面): 約1キロメートルにわたるイチョウ並木のトンネルで、黄金色に包まれた幻想的な景色が広がります。
- 西の丸庭園: 天守閣と紅葉を同時に楽しめ、約300本の紅葉した桜が庭園全体を彩ります。
- 南外堀・東外堀: お堀と紅葉の組み合わせが風情を醸し出し、水面に映る紅葉が魅力的なエリア。
- 夜間ライトアップ: 天守閣やイチョウ並木がライトアップされ、幻想的な雰囲気の中で紅葉が浮かび上がります。
大阪城の紅葉を満喫しながら、各スポットごとに異なる光景や趣を楽しんでみてください。
早朝の静かな空気の中や、夕日の柔らかな光の中で撮影すると、さらに美しい紅葉の写真が残せるでしょう。
以上、「大阪城の紅葉撮影スポットを紹介!綺麗に撮れる時間帯は?」と題してお届けしました。