どこかへ出かけたとき、お土産を買っていくことってありますよね。
そんなとき、渡した相手からお土産お礼の言葉をもらうことも多いと思います。
友達ならいいよー！と気軽に返せますが、相手によってはどう返事するか迷うこともありますよね。
例えば、友人にはどういたしましてと返しても問題ありません。
でも、上司や先輩などに対してはどういたしましては避けた方が無難です。
つい言ってしまいそうになりますが、目上の人にはあまりふさわしくない言葉なんです。
今回は、お土産を渡したときにお礼を言われた場合の返事の仕方をまとめました。
お土産を用意する際の参考にしてくださいね！
今回はお土産をあげてお礼を言われたときの返事の仕方は？上司・先輩・友達の場合の例を紹介！と題してお届けします。
お土産をあげてお礼を言われたときの返事の仕方は？
旅行や出かけた先で、お世話になっている人や親しい人へのお土産を選ぶことってありますよね。
そのとき、相手からお礼の言葉が届くことも多いのではないでしょうか。
どういたしまして！とすぐに返事したくなるかもしれませんが、相手によってはこの返事でいいのか迷うこともありますよね。
基本的には、どういたしましてで問題ありません。
ただし、目上の人や関係性によっては、もう少し気をつけた方がいい場合もあります。
なぜどういたしましては避けた方がいいの？
どういたしましてという言葉は、たいしたことではありませんよという意味を持ちます。
そのため、目上の人に使うと大したことをしたわけじゃないので気にしないでくださいといった軽い印象を与えてしまうことがあります。
そんなふうに受け取る人なんているの？と思うかもしれませんが、上下関係や言葉遣いに厳しい人には、失礼だと感じられてしまうこともあります。
目上の人への適切な返事とは？
上司や先輩に対しては、どういたしましての代わりに、以下のような返事が適しています。
– お気に召していただけてよかったです。
– こちらこそ、いつもありがとうございます。
– ささやかなものですが、お役に立てれば幸いです。
こうした表現の方が、相手への気遣いが伝わります。
親しい上司や先輩ならどういたしましてもOK？
もし、上司や目上の人と親しい関係であれば、どういたしましてと気軽に返しても問題ありません。
最近では、言葉遣いにそこまで厳しい人も減ってきています。
ただし、相手の性格や立場を考えた上で、適切な言葉を選ぶのが大切です。
深く考えすぎず、その場に合った返事を心がけましょう！
お土産をあげてお礼を言われた時の返事の例文を相手別に紹介！
お土産を渡すと、お礼の言葉をもらうことがありますが、どのように返事をすればいいのか迷うこともありますよね。特に目上の方や職場の方、親しくない関係の人には、どう返すか慎重に考えることが必要です。
今回は、お土産に対してお礼を言われた際の適切な返事の仕方を、相手別にいくつかの例を挙げて紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
友人や後輩
友人や後輩など、親しい関係や自分より下の関係性である場合は、気軽にどういたしましてと返すことができます。以下は、そういった場面で使える例文です。
– いいえ、どういたしまして。
– 気にしないでね。
– 気に入ってもらえてよかった！
友人や後輩に対しては、あまり形式ばらない自然な言葉遣いで、感謝の気持ちに対して応えてください。
上司や先輩
上司や先輩からお土産の感謝を受けた場合、親しい関係であっても基本的にどういたしましてという言葉は避けるのが一般的です。より丁寧な言い回しを使うことが推奨されます。以下は、そのような場合の例文です。
– とんでもありません、お気に召していただき嬉しいです。
– とんでもございません、お気遣いいただきありがとうございます。
– お役に立てて幸いです。
どういたしましての代わりにとんでもありませんと言うことで、謙虚さを表現できます。他にも、以下のような表現があります。
– 気を使ってくれてありがとうございます。
– お土産を喜んでいただけてとても嬉しいです。
上記のような返事を使うことで、相手に敬意を示しつつ、自然で心温まるやり取りができます。相手の立場や関係性に応じて適切な言葉を選びましょう。
義父母や親戚
義父母や親戚にお土産を渡す機会も多いかもしれません。これらの家族関係では、上司や先輩ほど堅苦しく考える必要はないことが多いです。親しさに応じて、以下のような返事が適しています。
– どういたしまして、気に入っていただければ嬉しいです。
– ほんの気持ちなので、気になさらないでください。
– わざわざ連絡いただき、ありがとうございます。
上司や先輩ほど堅苦しくすると、義父母や親戚といえども、身内感が薄れてしまうかもしれません。親しい関係なら気軽に、少し距離がある関係性なら気を使ってもらってすみませんと軽く一言添えるくらいで十分です。
お土産をあげてお礼を言われた時の返事で伝えることと注意点について！
お土産に対するお礼の言葉を受けた時、相手に過度に気を使わせないよう注意が必要です。以下のポイントに注意して対応しましょう。
– 出来るだけ早めに返事をする
– 返信は要らないということを伝えてあげる
これにより、相手が無理に感謝の言葉を繰り返すことなく、自然な形でやりとりが終わることができます。
出来るだけ早めに返事をする
お土産の感謝の言葉を受けたら、メールやラインなどでできるだけ早めに返事をすることが大切です。遅れてしまうと、相手は返事が届いているかどうか心配になったり、逆に気を使わせてしまうことになります。
お土産のお礼の連絡を入れたけど、届いてる？と不安に思わせることなく、スムーズに感謝の意を伝えるためにも、返事は迅速に行うことが望ましいです。
これは上司や先輩だけでなく、友人や後輩に対しても同様です。早めの返事で相手の気持ちを安心させましょう。
返事は要らないということを伝えてあげる
お土産に対してお礼された場合、その返事をすることはマナーです。しかし、返事のやり取りが長引くことによって相手に無用な気遣いを強いることは避けたいものです。それを防ぐためにも、返事はいらないと伝えることが大切です。
お礼のメッセージを送る際には、それ以上の返事を求めない旨を丁寧に伝えると良いでしょう。文面は以下のようにすると自然です。
– 友人や親しい人へは気を使ってくれてありがとう、返事は大丈夫だよ！と軽く伝えます。
– 上司や目上の人へは、このメールへの返事はどうかお気になさらないよう、お願い致します。と敬語を使って伝えると良いでしょう。
このように伝えることで、相手に対して敬意を表しつつ、無理に返信を促さない心遣いを示すことができます。
お土産をあげてお礼を言われたときの返事まとめ
お土産を渡したときにお礼されたら、相手との関係に合った返事をすることが大切です。
友達や後輩にはどういたしましてといった気軽な返事で大丈夫です。
でも、上司や先輩など目上の人には、もう少し丁寧な言い方が必要です。気に入っていただけてよかったですやこちらこそありがとうございますなど、へりくだった表現が適しています。
仲の良い上司であればどういたしましてと言っても問題ないこともありますが、相手の性格に合わせて判断しましょう。
義理の両親や親戚には、かたくなりすぎず自然な返事を心がけると良いです。
また、返事を早めにするか、返信は不要ですと伝えると、相手に気を使わせずスムーズなやり取りができます。
お土産は、相手との関係を深める良いきっかけになります。相手を思いやる気持ちが伝わる対応を心がけましょう。
今回はお土産をあげてお礼を言われたときの返事の仕方は？上司・先輩・友達の場合の例を紹介！と題してお届けしました。